カナダに住んでいるから合法的にお酒を作れる特権を利用して、
濁酒や、本みりんなどを自作しています。
それ以来、市販の安い料理用みりんは買わなくなりました。
まあ、みりん作りは発酵ではなく、糖化ですけど。
でも、麹と焼酎とお米だけで作られる、
みりん蔵の本当の本みりんは味見した事がなかったので、
前回一時帰国した際に、
あらかじめ目をつけておいたみりん蔵の本みりんを買ってきました。
そして、お酢も何種類か。

やはり本当の本みりんは良いですね。
歴史のあるみりん蔵のみりんは、独特の風味や深みがあります。
余計なものが入っていないので、安心して色々なところに使えます。
上の写真は、現在手持ちにあるみりんやお酢を勢ぞろいさせたものです。
右側の二つの中国酢は、近所の中国系スーパーで買ってきたものですが、
それ以外は、日本で買ってきたものと、
カナダの日系スーパーなどのお店で見つけたモノがあります。
左からいくと、三州三河の三河みりん、
福山では、鞆の浦の岡本亀太郎という蔵の保命酒。
本みりんに生薬をつけた滋養強壮のためのお酒
(養命酒のような感じ)の蔵で自家醸造している本みりん。
山吹の赤酢は、こちらの日系スーパーで偶然見つけました。
バンクーバーは、本当に和の食材が充実しているので
とても恵まれています。
毎年恒例でつくっているおせちは、ここ数年砂糖は使わず、
みりんと甘酒が活躍しまくっています。
現在、日常の自炊でも白砂糖は全く使っていません。
それでも十分な甘さも得られるし、みりんも甘酒も発酵調味料で、
それぞれにより旨みが増す事によって、甘みが控えめでもそれを補完するので、
結果的により美味しくなりながらも糖分を控えられます。
とはいえ、から何に良いからとか言うよりも、
単純に、より美味しいから、それでいて調理が簡単だったり時短になったりと、
そちらのメリットが大きいから。
簡単に美味しいもの作れるなら、そちらの方が良いですよ(笑)