前回の記事(ダシ とり方)では、
普通のだし、一番ダシのとり方を書きましたが、
今回は、その続きで二番ダシのとり方。
一番ダシをとった後のダシがら、
ここからさらにダシをとるのが二番ダシ。
昔の人は、良く考えましたね。
この二番ダシのとり方ですが、
一番ダシの時の半量の水を入れて火にかけます。
一番ダシの時は、かつおも昆布も煮立たせないのがポイントですが、
二番ダシでは、ここから煮立たせます。
自分の場合は、1分程度煮たら漉します。
かつおダシの場合、二番ダシをとる時に、
少量のかつお節を新たに加えるレシピもあります。
このあたりは、お好みですね。
一番ダシの時に書いたように、
立たせることで素材のえぐみなどが出てくるので、
このダシは、煮物などの味の濃いものに使います。
私は、この二番ダシで味噌汁を作ったこともありますが、
使うかつお節が新鮮だと、生臭さはほとんど感じませんでした。
これで、一番ダシ、二番ダシが両方とれました。

さて、では残ったダシがらはどうするか?
既に、十分にダシをとっているので、このまま廃棄しても良いでしょう。
何でも使いまわしたい私の場合(笑)、
ダシがら活用でよく作るのは、
昆布を細かく刻んで、醤油とみりんで味付けして煮絡めて、
ごま油少々、すりごまをたっぷり振って作るふりかけです。
この場合、昆布が結構余るので、
醤油とみりん蜜、お酢で酢醤油を作り、
昆布を漬けて酢昆布にします。
または、昆布をそのまま糠漬けにいれたりなど、
捨てる事は、まあないですね。
2倍濃縮ダシだと、その分ダシがらもたくさん出るので、
もったいないから、いろいろ考えて工夫します。