自分で作る鶏肉のハムは、意外と簡単で絶品です。
市販のハム・ソーセージは、添加物や防腐剤などの
健康への悪影響が叫ばれて久しいですが、
自分で作れば材料を選べるので安心です。
鶏ハムは、胸肉でも、もも肉でもお好みで。
ポイントは火の通し方。
ウチの場合は、鶏肉に鶏肉の重さの10%塩糀をマリネして、
冷蔵庫で、一晩置きます。
その時に、お好みで胡椒やハーブ類などで味をつけても。
翌日、冷蔵庫から取り出して30分程度、常温になるまで置いておきます。
その間に、鍋に湯を沸かしておきます。
鶏肉は、ハムっぽくするなら、ラップなどで丸く形作って両端を縛り、
キャンディラップにしてZiolok の袋などに入れて、
空気を空気をしっかり抜いて、湯につけて湯煎します。
カタチを気にしなければ、そのままZiplokの袋に入れて湯煎にします。
湯煎にする時間は、肉の厚さによってちがってきますが、
沸騰した状態でいれてから、火を止めて20分程度。
肉から、透明な煮汁がでていればだいたいOK。
ラップを外して中を確認してみます。
塩糀を使うと保水力が高まるので、しっとりジューシーになります。
出来立てほやほやも、もちろん美味しいですが、
一晩おいて味を馴染ませて落ち着かせるとまた格別な味わいになります。
ところで、この鶏ハムの調理に活躍するのが、低温調理器。
カナダでは、Suis Vide と呼ばれています。
お湯を張った鍋や容器の側面にワンタッチで取り付けられる、
縦型のヒーターです。
これがあると、設定した温度を一定に保つことができるので、
より安定して調理ができます。
甘酒作りにも最適。
私も、一つ買うべく今検討中。