塩糀、大きな話題になってから早〇年。
既に選択肢のひとつとして定着していますが、
使っている人は使って続けていて、
流行だけに振り回される人は既に忘れていたり(笑)
自分は、こうしてブログで発信しているので
言うまでもないですが使い続けています。
というか、色々な派生バージョンも作って
色々なシーンで使っています。
おかげさまで、料理の味がワンランクアップしたのと、
料理のバリエーションも幅広くなりました。
塩糀は、醤油糀とともに広く知られていて、
塩糀の作り方もネットを検索すればたくさん出てきます。
作り方は簡単です。
材料を混ぜたら熟成させる。
最初の1週間くらいは一日一回程度混ぜる。
気候によって発酵の進み具合が変わりますが、
だいたい10日前後で使い頃になります。
見極めは自分の好みなので、
味を見てみて旨みがでてきていればOK。
使い方も簡単。
対象の食材の重さの1割程度の塩糀をまぶす。
これだけで味が決まります。
基本的には、塩の代わりと考えるとわかりやすいですね。
塩糀は、塩味+旨みなので少ない塩分で
十分な味がでるので実質的な塩分量を減らせます。
このあたりは、
先日書いた記事(塩こうじ)で考察しています。
ちなみに私は、一か月程かけて熟成させます 😊
これは、実体験からくるもので、
速醸で短時間で熟成させたものと
数か月使い続けたものを同時に比べる機会があったのです。
速醸だけで味見すれば、
これはこれで甘みもでていて美味しかったのですが、
数か月熟成されたものと比べたら、その差が歴然!!
長熟モノは、旨みの層というか深みが厚い!!
それ以来、塩糀は1か月は熟成させます。
その自分が作っているレシピも載せておきます。
巷のネットで見つけられるレシピとあまり変わりませんが・・・
材料:
<生糀を使う場合>
– 米糀 200g
– 塩 60g
– 水 200g
<乾燥糀を使う場合>
– 米糀 200g
– 塩 70g
– 水 260g
作り方:
– 全ての材料を清潔な瓶などに入れてよく混ぜる。
– 最初の1週間は、一日一回程度混ぜる。
– 糀の米が潰れてきたら、熟成されてきているので
味見をして、お好みの旨味になっていたら使用可。
※最初は、麹が水分を吸いきってしまって見た目上は、
水が無くなってしまったように見える時がありますが、
ここで水を足すのは厳禁!!
混ぜるとしっかり水分があるのがわかります。
そのまま熟成を継続すると徐々に米糀が溶けて
ドロッとしてきます。
糀が元気で発酵力が強いと、さらに溶けて
シャビシャビになる時もあります。
とりあえず作っておけばいつでも使えるので、
常備する事をおすすめします。
作るのは、ちょっとという方は、以下の市販品でも。