健康食品と呼ばれるものは
世にたくさん売られていますが、
宣伝文句に釣られて商品を買わされていませんか?
一時の健康ブームがすっかり定着して、
健康を意識して考える人が増えています。
体調が悪くなったり、
ストレスや疲れがたまっているなと感じる時に、
栄養ドリンクとか、ビタミン剤などを摂取するのが、
普通のような風潮になっていて、
自分にもすすめられたりします。
カラダは自分の食べたものでできているので、
食生活がカラダに与える影響は大きいです。
でも個々の健康食品が強調する宣伝文句は、
自分たちの商品をよりたくさん売りたいという思惑があります。
人のカラダは、実に巧妙にできています。
そして、絶妙なバランスで機能しています。
そのバランスが乱れると
体調を崩したり病気になったりします。
ここで重要なのは、バランスです。
特定の栄養素のみ摂ったところで
急に体調がよくなるというのは、
よほど、それが足りていない限り考えにくいです。
特定の栄養素を摂る = 栄養が偏る
それよりも生鮮食品などの作物そのものを摂取するほうが、
バランスが取れます。
その作物は、それで成り立っているわけですから。
さらに重要なのは、
栄養素だけでなく作物には酵素などの
生命維持に必要なものが豊富にあります。
つまり
「生物として生きている」
わけです。
これら酵素などは加工される事で失われていくので、
ポイントとしては、なるべく
「加工されていないもの」
を選ぶのが重要です。
例えば、
アップルジュースよりもりんごそのもの、
りんごのお菓子よりはアップルジュース、
といった具合に、
その時手に入るもので、一番加工度の低いものを選ぶ。
これだけでも、カラダの環境が
改善するのではないでしょうか。
企業の宣伝に踊らされるのではなく、
本質を見極めて食生活を考える事で、
健康にもなりますし、
多くの場合、節約にもなったりします。
体調改善のために
健康食品を新たに買って
「追加」するのではなくて、
今の食生活を見直して、
添加物などのカラダに悪影響を蓄積していくものを
「減らす」事を考えていけば、
カラダも少しづつ元気になっていくのではないかと
考えています。