前の記事で黒糀を紹介しました。(前回の記事:黒糀)
黒糀の特徴として、クエン酸を生成するというお話をしました。
これで作った甘酒は、クエン酸の酸味が効いた、
さっぱりと甘酸っぱい甘酒になります。
この酸味を料理にも利用する事ができます。
たとえば、醤油と合わせて醤油黒糀や、
魚醤(ぎょしょう:魚から作られた醤油)と合わせても相性が良いです。
写真は、左が醤油黒糀、右が黒糀魚醤。
仕込んだ時の様子。
醤油黒糀は、既に塩味と酸味があるので、
これに甘味と油を入れればドレッシングになります。
玉ねぎをすりおろして入れたりすれば
簡単にアレンジもできます。
これは醤油黒糀。(熟成完了時)
黒糀のように酸味があるものは、魚醤との相性が良いです。
黒糀魚醤を使って、トムヤムクン風の料理が作れたり。
酸味が欲しい時に使うと良いです。
アイデア次第で使い道はまだまだ広がります。
魚醤は、非常にクセがありますが、その分酸味と合います。
引き立て役として、ごく少量いれるだけで、
料理の味が格段に上昇します。
入れすぎると、魚臭くなるので注意(笑)