発酵食、麹ブームでスーパーの飲料売り場にも
たくさんの甘酒が並べられるようになりました。
天然の点滴というヘルシー感と、
スッキリした甘さ、飲みやすさが売れている要因のよう。
この甘酒、既に多くの人に知られてきていますが、
2種類あります。
ひとつは、麹甘酒。
もうひとつは、酒粕甘酒。
使う材料の違いで分かれます。
麹甘酒は、
米麹、または米麹とご飯で適温で発酵させたもの。
対して、酒粕甘酒は、
日本酒製造の過程で、
醪(もろみ)を絞って
日本酒を抽出した後に残った粕に
水と砂糖を加えて煮溶かしたもの。
元はお米ですが、味わいが全く違うものになります。
自分は、米麹に炊いたご飯を入れて自作しています。
この甘酒、人気で売れている反面、
好きじゃないという人もたくさんいます。
その好きじゃない理由でよく聞くのが、
酸っぱい、酸味が嫌いという理由。
これは、酒粕に砂糖を入れてつくる、
酒粕甘酒の酸味のある味わいが嫌いなのでしょう。
実際に、甘酒を飲む人の間でも、
酒粕甘酒よりも麹甘酒のほうが、
圧倒的に人気があります。
甘酒が嫌いな人は、
甘酒 = 酒粕甘酒
という認識で
麹甘酒を知らない場合がほとんど。
だから、一旦何かの機会で、
麹甘酒を知ると認識が変わる人が多いです。
もし、その酸っぱいのが苦手で甘酒は・・・
という人は、
是非一度、麹甘酒の酸っぱくない、
優しい甘さに触れてみてください。