こちらカナダも年が明けました。
先進国で一番遅い年明けですね。
今年も、色々な発酵モノ作りにチャレンジしていきます。
ここ数年、お節も砂糖未使用で、自家製のみりんや甘酒と
他には補助的に米蜜やメイプルシロップを駆使して作っています。
中でも一番メインに使うのは、みりん。
和のモノなので、お節に使いやすいのと、
甘酒や米蜜に比べて糖度が高いので、甘味をつけやすい。
このみりんと甘酒や米蜜を合わせる事で、
砂糖を使わなくても、種類の違う甘味どうしの相乗効果で、
旨みのある、やさしい甘みが作り出せます。
そして、このやさしい甘味は食べ飽きません。
砂糖の、ベタっとしたどぎつい甘味は、
すぐに食べ飽きます。
お節などは、基本的に甘いものが多いので、
一般的な砂糖を使うレシピだと、すぐに食べ飽きるのは、
多くの人が経験して実感していると思います。
だから、逆に砂糖で甘味が麻痺していると、
こういった穏やかな甘味は、最初少し物足りなく感じるでしょう。
それが、少し食べていると徐々に甘みだけでない旨みのある、
実は深みのある甘味を感じられるようになってきます。
そうなると、砂糖の歯が痛くなるような強烈な甘みが
きつく感じられるようになってきます。
白砂糖は、特に覚せい剤の次に依存性が高い食品だそうです。
だから、食べるとやめられなくなる。
健康なウチに少しでも、予防をしておきたいものです。