前回の記事(発酵生活)で
私が、主に麹を使った色々な発酵食を作るのが
楽しみのひとつなのを紹介しましたが、
今回から、これまでに作ったものを少しづつ紹介していきます。
まず第一弾は、
米糀で作ると言って個人が作る
もっともポピュラーなものです。
そうです、味噌。
味噌の作り方は、ちょっと検索すればごまんと出てきます。
そのくらい身近なんです。
発酵食を作ったことがある人は、
だいたい味噌を作っていると思います。
私もカナダに来たばかりの頃に作ったのが最初です。
当時は、醤油や味噌は日本食品店の他、
割と色々なところで売っていましたが、
さすがに米糀は売っていませんでした。
でも、一度自分で作ってみたかったので、
日本の友人に頼み、生の麹を塩切りした状態で
1週間くらいで着くお得なプランの便で送ってもらいました。
始めて作る味噌で要領もよくわからなかったものの、
たっぷり5~6kgくらい作りました。
でも、完成してから少し使っていましたが、
容器の密封性が良くなかったのと、
熟成して完成してからもそのままにしておいたら、
味噌のあちこち、隙間のあるところにカビが生えてきてしまい
使用を断念した経験があります。
それ以降、味噌作りも何もやっていなかったのですが、
こちらで発酵食を作るワークショップを開催されている
日本人の方がいて、興味が湧いたので、
お漬物やみりん作りのワークショップに
オンラインで参加して自分でも作りました。
その頃から、また麹に興味を持ち始め味噌作りも始めました。
最初に作ったものは、半分程度は使いましたが、
残りは、あえて熟成させるために、
今度はしっかり密封して冷蔵庫で寝かせました。
この時以降、味噌はいつも自作です。
熟成に半年~1年ほどかかるので、
翌年分を寒い時期に仕込むのですが、
たまに量が足りなくなって、
仕方なしに市販品を買ったことがありましたが、
全然美味しくない!!
ラベルをみて、無添加でそこそこのグレードのものでしたが
量産品だったので、まあこんなものかなと。
一度自作の深みのある味を知ってしまうと戻れない 😆
でも次回日本に行った時には、
地方の味噌蔵のお味噌を直接訪ねて買ってみる予定です。
古来の製法で作った本格的な味噌は
きっとすごく美味しいと思うので楽しみにしています。
自分にとっては、模範解答でもあります 🥰